長期滞在ヴィザの発給

始まり 2026年4月より、客員研究員としてドイツの大学の方に滞在する可能性が出て来ました。先方の大学と打ち合わせた結果、2025年6月の段階で、2026年4月1日より1年間、客員研究員として研究のための滞在を承諾されました。その結果を受けて、自らの大学に研究のための滞在の申請を行いました。こちらもその後許可を受けました。 90日以上ドイツに滞在する場合、日本国籍保持者は、長期滞在用のヴィザを取得 […]

ドイツでの電気自動車事情

電気自動車先進地域の一つと言えるドイツにおいて,その普及についての実情を紹介した記事がありましたので、紹介してみます. Schadenfreude(他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさ)といった低次元の話で片付けるのではなく、日本の将来に向けて、どう考えていくのかが大切なのではないでしょうか?それにしてもドイツの人たちのバイタリティーには感服します。 地 […]

介護保険の実情とその改訂 ドイツを例に

ドイツの高級紙『Die Zeit』に、介護保険の実情とその改訂をめぐる議論が記事になっていました。それを一部省略して紹介し、日本の今後を考える材料にしたいと思います。 それなのに、彼はずっと働き続けてきた 「貯めることばかり考えるのではなく、もっと頻繁に妻と休暇に出かけるべきだった」。クルト・ロジプカさん(88歳)は生活保護を受けながら介護施設で暮らしている。政府の計画により、他の高齢者も同様の事 […]

NUTRI-Score(ヌートリスコア)とInitiative Tierwohl(イニシアティーヴェ・ティアヴォール)

ドイツのスーパーで食料品を購入しようとすると、パッケージにほぼ全てといっていいほど、NUTRI-ScoreとInitiative Tierwohlというロゴ?が表示されています.これは以前はそれほど見かけなかった気がするのですが、一体これは何ということで少し調べてみました。 NUTRI-Scoreとは? 糖尿病、肥満、心血管疾患といった食生活に関連する疾患は、長年にわたり増加傾向にあります。しかし […]

ドイツでのプリペイド携帯について

大手キャリア回線とMVNO(仮想移動体通信事業者) まず始めに、ドイツにおける大手キャリア回線とMVNO(仮想移動体通信事業者)の状況について説明しておきます。 freenetについて 私は、ここに挙げられていないfreenetという会社を利用しているのですが、これはやや特殊な立ち位置になっています。freenet(旧 mobilcom-debitel)は、ドイツのMVNO市場において、他の格安ブ […]

聖カタリーナ教会(Hauptkirche Sankt Katharinen)

聖カタリナ教会は、ハンブルクの5つの主要教会の一つです。13世紀に建てられたその塔は、現在もその機能を果たしているハンブルク最古の現存建造物とされています。教会はシュパイヒャーシュタットの向かい側、バイ・デン・ミューレン(Bei den Mühren)通りに位置し、港に近いことから船乗りの教会として知られています。 聖カタリーナ教会 歴史 聖カタリーナ教会の名が最初に記録に登場するのは1256年で […]

聖ミヒャエル教会(Hauptkirche Sankt Michaelis)

聖ミヒャエル教会(通称:ミヒェル)は、ハンブルクのノイシュタット地区にあるプロテスタント教会です。高さ132メートルの塔は、1751年から1786年にかけて、市議会の依頼によりエルンスト・ゲオルク・ゾニン(Ernst Georg Sonnin)によって建設されました。第二次世界大戦末期の1945年に大規模な被害を受けた後、1947年から1952年にかけて再建されました。同教会は、市内で最も有名な観 […]

海外への荷物の送付について

ドイツでの長期滞在に伴い,日本からドイツに別送品として数箱の段ボールを送付しました.その顛末について述べたいと思います. 渡航前にすでに滞在先の住所は決まっていましたが,当然のことながら住民登録(Einwohneranmeldung)を行っていないので,宛名は滞在先の同じ住所に住む大家さんにして送付しました. 日本での発送手続き 1. 梱包 2. 送り状(伝票)・インボイス作成 郵便局の国際郵便に […]

フェルドハイムにおける再生可能エネルギー事業——地域社会との協働という視点から(Renewable energy projects in Feldheim. From the perspective of cooperation with the local community)

中田潤(NAKATA, Jun) キーワード 論文要旨 ドイツ・ブランデンブルク州フェルドハイムでは,現時点で実用化されているほぼ全ての種類の再生可能エネルギーを利用して,地域内の産業用・家庭用のエネルギーの完全自給化を達成している.またそれは地域社会の主体的な活動によって成立したものでもある.本論ではそうしたことが可能になった要因について考えてみる. はじめに ドイツ連邦共和国ブランデンブルク州 […]

>フェルドハイムにおける再生可能エネルギー事業

フェルドハイムにおける再生可能エネルギー事業

ドイツ連邦共和国ブランデンブルク州にある集落フェルドハイムでは,現在(2024年)陸上風力発電,太陽光発電,バイオガス発電,村内全域への温水供給システム,蓄電施設が稼働しており,さらに水素の生産・貯蔵設備の建設が進められている.フェルドハイムは人口130人,世帯数30余りの集落にもかかわらず,それゆえにドイツ国内のみならず,全世界から視察が殺到する地域となっている.その様相は,外部の観察者の目線からすれば,まるで再生可能エネルギーに関する常設の一大ショールームのようである.

しかしながらよく注意して観察すると,それぞれの事業は,特定の企業の主導によって,地域社会と分離した形で運営されているのではなく,フェルドハイムの地域社会ないし市民社会と企業とが,有機的かつ不可分の形で協働する形で機能していることに気付かされる.

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